彼らの蛮族クエストが実装されてから随分と経ちますが、今更ながらふと脳裏に過ぎった疑問でございます。
蛮族。
今回は、そんな彼ら蛮族と呼ばれた者達のうちの一つ、ナマズオ族が本当に蛮族と呼ぶべきなのかどうかというのをちょっとだけ考えていきたいと思います。
エオルゼアにおける蛮族とは
ナマズオ族が蛮族であるかどうか、その謎を追う前に、まずはFF14の世界における蛮族という言葉の意味を再確認してみましょう。
エオルゼアにおける特定の種族が蛮族と認定されるには、大きく分けて3つの条件があります。
・二足歩行の獣人であること。
・高度な社会生活を営んでいること。
・蛮神を呼び降ろした事がある、または独自の神を種族全体が崇拝しているということ。
以上の条件を満たすことで蛮族と呼ばれるようになります。
元々はガレマール帝国が定義付けたものがそのまま定着したという設定のようです。
エオルゼア全体に蛮族と呼ばれる種族、そしてそれ以外の獣人と呼ばれる種族は多数生息しています。
蛮族の方だとコボルド族やアマルジャ族、獣人はキキルン族やマムージャ族がそれらに該当します。
分かりにくい所としては、かつて機械の蛮神アレキサンダーを操り時間を支配しようとしたゴブリン族ですが、アレキサンダーを召喚したのはゴブリン族ですがアレキサンダーは別の種族の伝承に伝わる蛮神なので、恐らく獣人に該当すると思われます。
ナマズオは蛮族なのかどうか
ではここでナマズオ族の話に戻るとしましょう。
ナマズオ族は二足歩行で活動する獣人で、服を着ることなく自然の中で生活する野生派と、腹掛けと鈴を着用する文明派の2つの派閥に分かれています。
野生派はエネミーとして登場するのみなので全貌は分からないですが、少なくとも文明派には人間社会の中で商売を行い、貨幣の概念を持つ高度な社会を形成していると言えるでしょう。
ここまで2つ、蛮族として認められる要素が見つかりましたが、ナマズオ族を蛮族と呼ぶには重要な要素が欠けています。
彼らには、蛮神を降ろしたという記録や伝承が全く存在しないのです。
蛮族を蛮族たらしめる要素として最も重要なのが、この蛮神を召喚したという要素です。
また、ナマズオ族には種族全体が崇拝するという神の存在もいません。
つまりナマズオ族は蛮族ではないと言い切れるわけです。今の所は。
オオナマズ様の存在について
夜な夜なナマズオ族のギョシンの夢に現れるナマズオの神と思われる存在であり、このオオナマズの夢を啓示であるとして、ナマズオ族の蛮族クエストは進行していきます。
このオオナマズ様ですが、蛮族クエストの中ではギョシンの夢の中でしか登場せず、その正体は全く明らかにはされません。
しかし、このオオナマズ様の啓示に従い、この謎の存在を満足させるために新たな奇祭を作り上げていきます。
その中には、「おおなまずのまにまに」という作られたばかりのなんの意味も持たない呪文だったり、捏造して作られたナマズオの伝説が登場したりします。
こうして、オオナマズ様の正体は最後まで語られることはなく、ただ祭りのみが開拓され続けていくのです。
このオオナマズ様ですが、蛮族クエストの中ではギョシンの夢の中でしか登場せず、その正体は全く明らかにはされません。
しかし、このオオナマズ様の啓示に従い、この謎の存在を満足させるために新たな奇祭を作り上げていきます。
その中には、「おおなまずのまにまに」という作られたばかりのなんの意味も持たない呪文だったり、捏造して作られたナマズオの伝説が登場したりします。
こうして、オオナマズ様の正体は最後まで語られることはなく、ただ祭りのみが開拓され続けていくのです。
これから先のナマズオは蛮族と呼べるのかどうか
現代に生きるナマズオ族は蛮族と呼べる存在ではありません。
彼らには信仰する絶対的な神の存在がいないからです。
ですが、未来のナマズオ族はどうでしょう?
ナマズオ族の蛮族クエストでは、正体も分からない謎の存在を祀り、あらゆる祭りを参考にして独自の奇祭を完成させました。
ですがオオナマズ様の正体は、この奇祭を作り上げたナマズオ達も、啓示を受けていたギョシンでさえも知らないのです。
こんなあやふやな状態が続いた先に待っている物。
それは、信仰対象の情報だけが勝手に解釈されて、祭りの規模と残された伝説から強大な神オオナマズ様を崇める獣人だった者達の存在ではないでしょうか。
未来のナマズオ族は、蛮族と呼ばれる者たちの定義に当てはまる条件を達成する可能性が非常に大きいのです。
今のナマズオ族は蛮族ではありません。
ですが、これから先の時代のナマズオ族は蛮族となる可能性が十分にあるでしょう。
光の戦士達は、図らずとも未来の蛮族、そして未来の蛮神を生み出す間接的な原因を作ってしまったのかも知れません。
未来の蛮族誕生に関わるクエスト、それこそがナマズオ族における蛮族クエストの正体だったのです。
まとめ
今回はナマズオ族が蛮族なのかどうかについて考察していきました。
こうして材料を揃えて考えてみて、初めて見えてくる物もあるので考察というものは面白いですね。
ナマズオ族だけでなく、これから実装されるピクシー族も、もしかすると特殊な意味を持った蛮族クエストになるかも知れません。
彼女らのクエストを受けながらこういった考察を楽しんでもらえると、きっと楽しいと思いますので是非やってみてください!
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