予めアクションを登録しておいて、ワンボタンで色々な行動を自動でやってくれるので色々と便利ですよね。
私も色んなアクションをマクロ化して、自動で楽々動かしたりしています。
しかし、ツイッター等ではこのマクロについての議論が度々上がることもあり、その度に意見が別れることもしばしば。
昨日もそういう話がRTで回ってきまして、いい機会なのでマクロについてあれこれ説明しようと思ったわけです。
というわけで今回は、マクロとはどういう物か、どういうマクロを使うべきで、どういうマクロは使ってはいけないのか、その他もっと詳しく説明しなきゃいけない用語なども要所毎に説明していきます!
そもそもマクロとは何なのか
初心者の方からすれば、いきなりマクロがどうのこうのと言われたって何の事だか分からないと思います。
なので、まずはマクロって一体何なのか?という所から説明していきます。
マクロとは、アクションを自動で動かすための機能
マクロというのは、冒頭でも軽く紹介した通り、アクションを予め登録しておいて、ワンボタンで自動で行動をさせるという機能です。
コンピュータにて複雑な操作を自動化する機能の名前として使われておりまして、FF14のマクロ機能もそれが名前の大元になっていると思います。
FF14では一つのマクロごとに最大で15行まで使用することができ、その中で複数のコマンドを入力することで連続でコマンドを使用するというのが基本的な使用方法になっています。
こういったコマンド入力画面で、マクロが組まれていきます。
こういったコマンド入力画面で、マクロが組まれていきます。
この画面はメインメニューから、システムメニューの中にあるマクロ管理という項目を選ぶと開くことが出来ます。
マクロには、<t>や<wait.1>などの、様々なコマンドが用意されています。
かなりの数が用意されているのですが、今回は特に使う機会の多いコマンドを紹介していきます!
後述するサンプル用のマクロにもいくつか使われているので、合わせてご覧ください。
/ac
アクションを発動する時に使用するコマンドです。
これが無いと始まらない、必須コマンドですね。
「/」から始まるアクションは、使いたいアクションや発言の前に記入することで使うことが出来ます。
/pt
パーティチャットに予め登録をしておいた発言を流すために使用するコマンドです。
マクロはバトル用のアクションを使用するだけでなく、チャットを自動で発言する機能を使うこともできます。
これも「/ac」と同じく、流したい発言の前に記入して使います。
/micon
マクロのアイコンを設定するコマンドの一つです。
アイコン指定のコマンドはいくつか種類があるのですが、これはアクションを指定する時に使用されます。
バトルアクションや採取制作のアクションはこのコマンドをそのまま、エモートは指定アクションの後ろに「emote」を入力して使います。
<se.1>
チャットに発言を流す時に使用できるコマンドで、発言する時に効果音を流す事ができます。
流した音は発言を見た他プレイヤーにも流れるので、発言した事そのものを知らせる目的で使われることが多いですね。
効果音は全部で16種類。番号の数字を変えるだけで音も変化します。
「<>」で囲うコマンドはアクションや発言の後ろに記入する事で使用できるものが多いです。
<wait.1>
こちらはアクションにも発言にも使用する事の出来るコマンドです。
これを入力することで、前のコマンドから1秒経過後に指定したコマンドを発動する、という事が出来るようになります。
最大で60秒まで指定する事が出来ますが、大体使用されるのは1~10秒辺りでしょうか。
小数点は切り捨てになりますので、ご注意下さい!
<t>
自分が今ターゲットしている対象を指定するコマンドです。
「<>」で囲うコマンドは基本的には語尾に付ける物が多いのですが、これに関してはちょっと特殊です。
アクションで使う場合はアクションの後ろに、チャット発言で使う場合は発言の中に記入して使用します。
それによって効果も変わりまして、アクションの時は「ターゲットを対象にアクションを発動する」、チャット発言で使用すると「ターゲットの名前を発言する」という物になります。
その他、FF14公式サイト「THE LODESTONE」でもコマンドを全て見ることが出来るので、気になるコマンドがあればそちらをチェックしてみて下さい!
エオルゼアデータベース「テキストコマンド」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
マクロにはコマンドがある
マクロには、<t>や<wait.1>などの、様々なコマンドが用意されています。
かなりの数が用意されているのですが、今回は特に使う機会の多いコマンドを紹介していきます!
後述するサンプル用のマクロにもいくつか使われているので、合わせてご覧ください。
/ac
アクションを発動する時に使用するコマンドです。
これが無いと始まらない、必須コマンドですね。
「/」から始まるアクションは、使いたいアクションや発言の前に記入することで使うことが出来ます。
/pt
パーティチャットに予め登録をしておいた発言を流すために使用するコマンドです。
マクロはバトル用のアクションを使用するだけでなく、チャットを自動で発言する機能を使うこともできます。
これも「/ac」と同じく、流したい発言の前に記入して使います。
/micon
マクロのアイコンを設定するコマンドの一つです。
アイコン指定のコマンドはいくつか種類があるのですが、これはアクションを指定する時に使用されます。
バトルアクションや採取制作のアクションはこのコマンドをそのまま、エモートは指定アクションの後ろに「emote」を入力して使います。
<se.1>
チャットに発言を流す時に使用できるコマンドで、発言する時に効果音を流す事ができます。
流した音は発言を見た他プレイヤーにも流れるので、発言した事そのものを知らせる目的で使われることが多いですね。
効果音は全部で16種類。番号の数字を変えるだけで音も変化します。
「<>」で囲うコマンドはアクションや発言の後ろに記入する事で使用できるものが多いです。
<wait.1>
こちらはアクションにも発言にも使用する事の出来るコマンドです。
これを入力することで、前のコマンドから1秒経過後に指定したコマンドを発動する、という事が出来るようになります。
最大で60秒まで指定する事が出来ますが、大体使用されるのは1~10秒辺りでしょうか。
小数点は切り捨てになりますので、ご注意下さい!
<t>
自分が今ターゲットしている対象を指定するコマンドです。
「<>」で囲うコマンドは基本的には語尾に付ける物が多いのですが、これに関してはちょっと特殊です。
アクションで使う場合はアクションの後ろに、チャット発言で使う場合は発言の中に記入して使用します。
それによって効果も変わりまして、アクションの時は「ターゲットを対象にアクションを発動する」、チャット発言で使用すると「ターゲットの名前を発言する」という物になります。
その他、FF14公式サイト「THE LODESTONE」でもコマンドを全て見ることが出来るので、気になるコマンドがあればそちらをチェックしてみて下さい!
エオルゼアデータベース「テキストコマンド」 | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
オススメの便利マクロをご紹介
それではここで、これを使えばエオルゼア生活がもっと便利になる!というマクロをいくつかご紹介します。
実際にマクロの文章も貼り付けておきますので、気になったら参考に使ってみて下さい!
挑発マクロ
タンクジョブでよく使用されるマクロです。
挑発を使った時に、チャット欄に自動で発言をすることによって、挑発を使ったぞ!というサインを味方に送るために使われています。
タンクをする時は必須レベルの物ですので、是非使ってみて下さい。
【マクロ例】
/ac 挑発
/p <t>を挑発しました!<se.1>
挑発を使った時に、チャット欄に自動で発言をすることによって、挑発を使ったぞ!というサインを味方に送るために使われています。
タンクをする時は必須レベルの物ですので、是非使ってみて下さい。
【マクロ例】
/ac 挑発
/p <t>を挑発しました!<se.1>
これを使うことで、挑発を使用すると同時に効果音付きでチャットで知らせる事が出来ます。
エンドコンテンツでは挑発とシャークを使って相手のターゲット対象を変更する「スイッチ」というテクニックが重要になる物も非常に多いので、用意しておいて損はありません!
エモートをオリジナルアクションとして使うマクロ
エモートも広義的にはアクションの一つなので、当然マクロで使うことも出来ます。普通に使う分ならマクロを使わずとも十分遊べるのですが、エモートをマクロで使う時は、連続してエモートを使う場合と、エモートを使った時にチャット欄に流れるシステム説明文を変える時に使います。
エモートは「/ac」ではなく、エモートそれぞれに設定されたコマンドを使って指定するので、ご注意下さい(コマンドはエモートリストに乗ってるのでそちらを参照!)
【マクロ例】
/micon 投げる emote
/throw motion
/em は<t>におにぎりを投げた!
/emというのは自分の名前を表示するコマンドで、主にエモートの時に使用する物です。
これを使うことで、実際に私が使用すると、
という文章がシステムチャットに表示されます。
フレンドとのお遊びにぴったりなマクロになりますので、例を参考にして色々と試してみて下さい!
クラフターで使う自動制作マクロ
恐らくこれが最も使用頻度の多いマクロかもしれません。
クラフターでは一つのアイテムを作るごとに、様々なアクションを使用します。
ですが、同じものをHQで量産する必要がある場合、簡易制作では難しいですし、かといって手押しでアクションを使い続けるのもかなりの労力が必要になります。
そこで、マクロを使ってワンボタンで使うべきアクションを全て使って完成まで持っていくというわけですね。
これに関しては、クラフターのレベルやステータス、時期によって使えるマクロ自体が大きく変わってしまうため、マクロ例を出すことは出来ません。
ごめんなさい!
ただ、ネット上に色んな制作用マクロが公開されてますので、必要になった時は色々と調べてみると良いと思います!
クラフターでは一つのアイテムを作るごとに、様々なアクションを使用します。
ですが、同じものをHQで量産する必要がある場合、簡易制作では難しいですし、かといって手押しでアクションを使い続けるのもかなりの労力が必要になります。
そこで、マクロを使ってワンボタンで使うべきアクションを全て使って完成まで持っていくというわけですね。
これに関しては、クラフターのレベルやステータス、時期によって使えるマクロ自体が大きく変わってしまうため、マクロ例を出すことは出来ません。
ごめんなさい!
ただ、ネット上に色んな制作用マクロが公開されてますので、必要になった時は色々と調べてみると良いと思います!
使ってはいけないマクロもある!理由もちゃんと説明します
使うと便利な事が出来るマクロですが、実は使ってはいけないタイプのマクロも存在します。
勿論、どんなマクロも頭ごなしに否定されるべきものはありません。
ですが、これから紹介するマクロは、どれもマクロをよく知る人に見られたら怒られるような代物ばかりです。
何故使ってはいけないのか、それも詳しくご説明させて頂きます!
勿論、どんなマクロも頭ごなしに否定されるべきものはありません。
ですが、これから紹介するマクロは、どれもマクロをよく知る人に見られたら怒られるような代物ばかりです。
何故使ってはいけないのか、それも詳しくご説明させて頂きます!
コンボマクロは火力が下がるので使うべきではない
竜騎士やモンクなどの敵に接近することで戦闘をするメレージョブや、吟遊詩人や機工士のような遠距離から物を飛ばして攻撃をするレンジジョブで使われる基本コンボ。
メレーでは特に、色々なコンボルートを進める事によって火力を出していくのですが、初心者にとってはコンボを覚えるのは難しいかも知れません。
ですがここにマクロを使うと、とんでもないデメリットが発生してしまうのです!
コンボなどで使われるアクションは、通称「ウェポンスキル」と呼ばれており、これらにはグローバルクールダウン(GCD)というものが設定されています。
GCDはスキルスピードやスペルスピードによって長さが変わるのですが、最低値は2.5として設定されています。
ここでコンボマクロに話を戻しましょう。
前述した<wait.>コマンドでは、小数点は切り捨てされるという仕様が備わっています。
そこで、コンボを全てマクロにしてしまった場合、2.5を指定することは出来ないので、最速でも<wait.3>で指定する必要があります。
例えば忍者のコンボを実際にマクロ化した場合、
/ac 双刃旋 <wait.3>
/ac 風断ち <wait.3>
/ac 旋風刃 <wait.3>
となるのですが、この場合、常に3秒待った状態でコンボが続けられる事になります。
手動でコンボを回した場合は2.5秒ごとに攻撃を行うので、0.5秒のロスタイムが発生します。
一回の攻撃だけ見れば、たかが0.5秒にみえるかもしれません。
しかしこれが何回も続いた場合、それが長くなればなるほど、1秒2秒と差がどんどん開いていく事になってしまいます。
最終的に火力が大きく離れていく事になるので、コンボはマクロを使わずに手動で行うべきだというわけですね。
初心者の方には聞き慣れない単語だと思いますが、FF14においてかなり重要なシステムの一つなのでこれを機会に覚えてもらえると嬉しいです。
グローバルクールダウン、通称GCDはウェポンスキルごとに定められた硬直時間の事を言います。
前述の通り、コンボで使用されるウェポンスキルでは最低値が2.5秒として定められており、スキルスピードやスペルスピードを一定数上げることにより0.1秒刻みで短縮されていきます。
例外的に、機工士のドリルはGCDが最低値20秒だったりと、他のスキルより長い時間が設定されています。
GCDの発生したスキルは、画像のように時計回りで硬直時間を見ることが出来ます。
この表示が出ている時間はウェポンスキルを使うことは出来ません。
しかし、GCDの指定されていない、発動時間に「Instant」と表記されているスキルはGCDが発生している時も使うことが出来るので、それらを使うことで火力を上げる事が出来ます。
コンボなどで使われるアクションは、通称「ウェポンスキル」と呼ばれており、これらにはグローバルクールダウン(GCD)というものが設定されています。
GCDはスキルスピードやスペルスピードによって長さが変わるのですが、最低値は2.5として設定されています。
ここでコンボマクロに話を戻しましょう。
前述した<wait.>コマンドでは、小数点は切り捨てされるという仕様が備わっています。
そこで、コンボを全てマクロにしてしまった場合、2.5を指定することは出来ないので、最速でも<wait.3>で指定する必要があります。
例えば忍者のコンボを実際にマクロ化した場合、
/ac 双刃旋 <wait.3>
/ac 風断ち <wait.3>
/ac 旋風刃 <wait.3>
となるのですが、この場合、常に3秒待った状態でコンボが続けられる事になります。
手動でコンボを回した場合は2.5秒ごとに攻撃を行うので、0.5秒のロスタイムが発生します。
一回の攻撃だけ見れば、たかが0.5秒にみえるかもしれません。
しかしこれが何回も続いた場合、それが長くなればなるほど、1秒2秒と差がどんどん開いていく事になってしまいます。
最終的に火力が大きく離れていく事になるので、コンボはマクロを使わずに手動で行うべきだというわけですね。
GCDについてもう少し詳しく説明!
ここで、先程説明したGCDについてもう少しだけ説明をしたいと思います。初心者の方には聞き慣れない単語だと思いますが、FF14においてかなり重要なシステムの一つなのでこれを機会に覚えてもらえると嬉しいです。
グローバルクールダウン、通称GCDはウェポンスキルごとに定められた硬直時間の事を言います。
前述の通り、コンボで使用されるウェポンスキルでは最低値が2.5秒として定められており、スキルスピードやスペルスピードを一定数上げることにより0.1秒刻みで短縮されていきます。
例外的に、機工士のドリルはGCDが最低値20秒だったりと、他のスキルより長い時間が設定されています。
GCDの発生したスキルは、画像のように時計回りで硬直時間を見ることが出来ます。
この表示が出ている時間はウェポンスキルを使うことは出来ません。
しかし、GCDの指定されていない、発動時間に「Instant」と表記されているスキルはGCDが発生している時も使うことが出来るので、それらを使うことで火力を上げる事が出来ます。
バフをまとめたマクロには2つもデメリットがある
FF14のジョブにはそれぞれ沢山のバフスキルが実装されています。
ジョブごとのスキルが少なくても、ロールアクションというロールごとに設定された共通アクションもあるので、結構多めの数が用意されてます。
こういったバフを覚えきれないので、ついついマクロにまとめてしまおうと考えてしまう場合もあると思います。
ですが、これもかなり危ないデメリットが存在しています。しかも、こちらは2つもあります。
まとめマクロを使うと効果を覚えられなくなる危険も……
まず、バフスキルの特性を覚えられないまま使い続ける可能性がある、というデメリットです。
単体ごとにバフを使う場合、それぞれのバフの効果を覚えながら使うことも出来ます。
しかし、これらのバフを全てまとめてしまった場合、どんなスキルを使っているのか分からないまま使ってしまうという可能性があるわけですね。
バフスキルをまとめてしまった場合のもう一つのデメリット、それが使うべきタイミングで使えないという物です。
単独ごとに使うバフの場合、敵の攻撃や使いたい攻撃のタイミングに合わせてバフを使うことが出来ます。
しかし、これらバフスキルをまとめてしまった場合、自分で使いたいタイミングで使うことは絶対にできません。
まとめマクロ最大のデメリットであると言えます。
こういったマクロは、それぞれ単独で使ったほうがいいという事です。
使っていけば、数の多さにも慣れると思いますので、少しずつ使って行って使えるスキルの数を増やしていくと良いと思います!
まとめてしまうと使うべきタイミングで使う事が出来ない
バフスキルをまとめてしまった場合のもう一つのデメリット、それが使うべきタイミングで使えないという物です。
単独ごとに使うバフの場合、敵の攻撃や使いたい攻撃のタイミングに合わせてバフを使うことが出来ます。
しかし、これらバフスキルをまとめてしまった場合、自分で使いたいタイミングで使うことは絶対にできません。
まとめマクロ最大のデメリットであると言えます。
こういったマクロは、それぞれ単独で使ったほうがいいという事です。
使っていけば、数の多さにも慣れると思いますので、少しずつ使って行って使えるスキルの数を増やしていくと良いと思います!
記事のまとめ
ここまで使うべきマクロ、使ってはいけないマクロをいくつか紹介していきました。
マクロは正しく使えば本当に便利な物で、ここで紹介した物以外にも様々な使い道があります。
それらを使いこなせれば、きっとエオルゼア生活はもっと楽しいものになると思います!
今回紹介したマクロ例や、使ってはいけないマクロとその理由が初心者の方々の役に立ってもらえればうれしいです。
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